プレゼント
相方の誕生日プレゼントを買いに出かける。
帽子が欲しいと言っていたので、二人でまずはデパートへ。
綺麗なマネキンとお姉さんたちの間にいるとなんとも場違いな気がする。
確かに美しさ、という価値に意義があるのは認めるし、よほどお金が余るならファッションにこだわってみるのも遊びの一つだ。
でも今の私たちには似合わないだろうと思う。
次に出向いたのは小さな古着屋さん。雑貨なんかもちょっとあって、こじんまりしているけど、雰囲気は悪くない。以前に見せの前を通ったときに、相方の趣味に合うんじゃないかなぁと思って、今回初めて連れきたわけだけど正解だったようだ。
しばらく色々と悩んではいたみたいだけど、無事に帽子を購入。ついでにお気に入りになったかわいい靴も一緒にプレゼントする。
相方の喜ぶ顔が、私にも嬉しい。
プレゼントとはそういうものなのだろう。