村上ファンド

 まあ、なんていうか。
 出すぎた杭がまた打たれた、って印象。

 株でもうける、という概念を推し進めたのは政府だってことを皆知ってる?
 そういう錬金術でもいいから経済の発展をさせようとしたのは国家そのものだって気づいてる?

 まあ確かに村上ファンドはやや強引な手段を取りすぎた感はある。でも、そういう強引な手段でも儲けさえすればいいって発想は確実に経済産業省やら政府そのものにあったわけで、たぶん目を瞑ってきた部分がある。
 しかし、それが行き過ぎた政策だと非難され始めると途端、これだ。

 村上ファンドのやり方は好きじゃない。
 でも、こういう槍玉に挙げられる様子を見ていくと、つくづく政府やらの姿勢こそどうかと思うのだ。