マリン・マーベル
批判をしたいがために批判する。我ながら不毛なことをやっているなぁとは感じます。
ともかく、新SWリプレイの最新刊です。が、どうもなぁ。
藤澤さなえってGMは、有体に言って下手だよな。本当になんていうか、GMとしての資質に掛けてる気がする。一番の問題点は自己制御ができないこと。ついでに言えばGMとして重要な全体を俯瞰する視点にも掛けている。
秋田みやびさんは、その点女性でありながら男性GM以上のセンスに女性的な物語の視点を組み込んで非常に好感の持てるリプレイになっていたけど、ただただ自己中心的な視点しかもてないのをプレイヤーに補ってもらいながらってのはやはりどうかと。
一〜三巻くらいならともかくもう六巻だからね。許容される時期はとっくに過ぎている。
でも一番どうかと思うのは…そんなリプレイなのにすでに六巻も出てるってことか。
プレイヤーの息は合ってきてるが…作品としての発展性は薄い。
せっかく魅力的なロマール使ってるのに、はっきりいってやめてほしいもんだよ。ホント。
マリン・マーベル 新ソード・ワールドRPGリプレイ集NEXT(6) (富士見ドラゴンブック)
- 作者: 藤澤さなえ,グループSNE,かわく,清松みゆき
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2006/04/20
- メディア: 文庫
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