蛇にピアス

 弟の部屋に転がっていたのを何気なく、読む。
 …非常に今更だが。

 帯に『書くべきことがあった』とか書評してたけど、どうかと思う。
 『書くべきことがあった』んじゃなくて、『ほかに書きようがなかった』だけだと思うのだ。

 たぶん、もう痛みでしか感じられないから。

 余りにくだらない話だったと思う。
 そしておもしろかった。