木更津キャッツアイワールドシリーズ
観てきました。
で。
やられました。
たぶん、普通に見ているだけならむしろ笑う部分の少ない、日本シリーズ以下の作品という評価をする人は多いんじゃないだろうか。
けど、私にとってはまさに同年代。
まるで直球、剛速球で、変化球を投げられたような気分になってしまいました。
つまるところ社会的な風刺なんですよね。
もともとネタを満載にした非情に緻密な作風でしたが、その中に社会に対してのアンチテーゼ、もうちょっとわかりやすく言うなら皮肉が込められてましたが、それが因り強くなっていたという印象。
いつまでもモラトリアムしてんなよ!と。
まさしく二十代半ばにしてフリーターという大人になれない大人をやっている私にはきつ過ぎる作品でした。
なんていうか…劇場版のエヴァを観た時のような気分だったなぁ。