かしまし

 うーん、と唸りたくなる最終回(仮)。真の最終回はDVDで、って言われてもなぁ。確かに、この展開じゃあ、DVDが出たころにはどうでも良くなってるだろうなぁ。

 誰かも書いてたけど、正直後半はちょっと微妙な感じだった。
 確かにとまりとやす菜の二人に関しては、結構がんばっていたと思う。けど、やす菜の“認識できない”病が昇華しきれてなかった感じは否めない。もうちょっと長く描かないと厳しいだろうとは思うのだけど、でもなんかね。あれ以上長くやられてもダレそうとは思う。
 個人的な感覚では、とまりの方がかわいかったなぁ。それはたぶんとまりの方が普通の女の子として、しっかりと描かれていたからなんだと思う。
 そんでもって、一番問題だったのがはずむだよなぁ。はずむの方向性がもうちょっとしっかりとしていたら、きっともう少しまともな展開だったかもしれない。やっぱり誰かが書いてたけど、はずみが男だったら、もう最低の奴だと。実際、ウェブラジオで主役三人の声優もはずむのこと嫌いだったみたいだしなぁ(苦笑)。まあ、当然だな。

 だから、この作品を総じていうなら…。

 とまりとやす菜は、それなりの出来。
 はずむの行動の一貫性のなさが、全体を微妙にしてしまったというところか。いや、やす菜も後半ちょっと微妙だったかなぁ。

 なんだかねぇ。
 良かった、という印象だったはずなんだけど。どこからおかしくなったのか。もう一度見直してみなくちゃならないかな。

 あー、あと。
 やっぱり最終回までちゃんと放送してほしいです。心底。
 DVDなんてきっとどうでもいいって思っちゃうぞ。