げんしけん

 いたたまれない…。斑目さん、あんたいたたまれないよ。

 なんていうか、こう身に詰まされる感覚がある。毎回のことながら、本当に木尾士目さんのオタクに対する視線、洞察の鋭さは本当に感心します。
 彼女がいるから、こういう心配をする必要がないとはいえ…この女性に対しての心中はもうなんていうか…見ていていたたまれない。

 読んでいて、あるいは見ていて情動を揺さぶることができるって作家はやっぱりすごいと思うのです。